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図書館ボランティア「小荷駄のみどりから…」
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2016年02月16日

市民講座「山形で児童書の翻訳を仕事にするということ」









山形市立図書館市民講座のお知らせです。
                              

 演題 「山形で児童書の翻訳を仕事にするということ」

 お話: 横 山 和 江 氏  (児童書翻訳者)


 結婚して山形に移り住み、子育てしながらプロの児童書翻訳者となった横山和江さんをお招きし、「山形で翻訳者になる」という夢を叶えるために、どんな気持ちで、どんな努力と工夫をされたのかを伺います。
 また、翻訳を手がけた15作のうち12作を自分で見つけて出版社に紹介したことから、対象作品を見つけ、それを日本での出版に漕ぎつけるまでの経緯など、翻訳という仕事の裏話や児童書の魅力についてもお話いただきます。
 横山さんは、図書館ボランティア「小荷駄のみどりから・・・」で読み聞かせの活動をしていたこともあります。
 たくさんの皆さまのご来場をお待ち申し上げます。

日 時 : 平成28年3月6日(日)13:30~15:00
会 場 : 山形市立図書館 2階集会室   参加費:無料
申込み: 山形市立図書館 電話023-624-0822
主 催 : 図書館ボランティア「小荷駄のみどりから・・・」、山形市立図書館
  
 ※ 当日の参加も可能ですが、準備の関係上なるべく前日まで申し込みをお願いします。
  


Posted by 図書館ボランティア「小荷駄のみどりから…」 at 01:26Comments(0)市民講座

2016年01月17日

市民講座 「地方都市を考える」









山形市立図書館市民講座の開催告知です。

地方都市を考える~ 消費社会の先端から ~

お話: 貞包英之(さだかねひでゆき) 氏
(山形大学 学術研究院 准教授/社会学・消費社会論・歴史社会学)

 「地方創生」が叫ばれる昨今ですが、その処方箋を誤らないように、まずは「地方都市」の現実がどうなっているか冷静に考えてみる必要があります。
 昨年、『地方都市を考える~消費社会の先端から~』(花伝社)を上梓し、そのなかで山形市(本のなかでは「Y市」)の現状を踏まえながら地方都市を“消費社会の先端”にある社会ととらえ、犀利な分析をされた貞包先生をお招きして、より具体的かつ分かり易く、そのエッセンスをお話していただきます。


日 時 :平成28年2月21日(日)10:30~12:00

会 場 :山形市立図書館 2階集会室   参加費:無料

申込み:山形市立図書館 電話023-624-0822

主 催 :図書館ボランティア「小荷駄のみどりから・・・」、山形市立図書館
  
※ 当日の参加も可能ですが、準備の関係上なるべく前日まで申し込みをお願いします。
  


Posted by 図書館ボランティア「小荷駄のみどりから…」 at 11:20Comments(0)市民講座

2016年01月12日

“べにっこひろば感謝の会”に行って参りました


昨年末の2015年12月24日、開園一周年を迎えたべにっこひろばの“感謝の会”に行ってきました。

べにっこひろばへは、わたくしたち山形市立図書館ボランティア“小荷駄のみどりから・・・”の活動グループが、毎月交代で読み聞かせにうかがっており、その活動に対する手作りの感謝状をいただきました。




あわせて、遊びにきてくれているお子さんとおかあさん方の手書きの色紙もいただきました。



参加してくれたみなさんが楽しんでいただけたようで、わたくしたちも大変うれしく思いました。
べにっこひろばに来てくれるお子さんみんなが、お話や本を好きになってくれるといいなと思っています。今年も一緒に楽しみましょう。  


Posted by 図書館ボランティア「小荷駄のみどりから…」 at 19:52Comments(0)活動報告

2016年01月04日

こにだブックトーク2015年11月レポート


大変遅くなりましたが、11月29日(日)の『こにだブックトーク』で話題になった本をご紹介します。今回は、聞くだけの方も含めて、7名のみなさんにご参加いただきました。

Nさん
■出版社各社のPR誌-「図書(岩波書店)」「ちくま(筑摩書房)」「波(新潮社)」「青春と読書(集英社)」「本の窓(小学館)」
情報が詰まった冊子で、各社のものを読むだけで1カ月かかるくらいです。それぞれその会社らしいタイトルがついています。このPR誌に出る事が“作家のステイタス”とのことです。
ワタシはここから一番よい本を選び、図書館にリクエストしています。

Oさん
■「ひと裁ち折り紙」山本厚生/著(萌文社)
折り紙の本ですが、ハサミで「ひと裁ち」だけするというのがミソです。元々、折り紙でハサミやノリを使うのは邪道だと思っていたのですが、一回ハサミを入れるだけなのでいいかなと考えました。ひと裁ちで劇的な変化が生じます。
子供たちの集まりで、「何ができるかな~?」とクイズ形式で実演するととても盛り上がります。
今日作ったのは・・・こちら、「さくらんぼ」です!


この作家さんは建築家だそうです。構造を考える方ならではのアイデアが詰まっています。

Aさん
■「土佐堀川-広岡浅子の生涯」古川智映子/著(潮文庫)
朝の連続ドラマ小説の主人公に関する本です。日本の女性史と江戸から明治にかけての歴史の転換期の両方がわかりやすく書かれています。
広岡浅子は、今でも残るいくつかの大企業を作り上げました。一方で、女性の解放にも力を尽くしています。病気や事件等、命の危機にも見舞われますが、乗り越えて長生きしたようです。
■「芸人と俳人」又吉直樹、堀本裕樹/著(集英社)
自由句を詠む又吉さんと正統な俳句を詠む堀本さんの対談集です。俳句の入門書としてもよいと思います。
■「イスラムの読み方」山本七平、加瀬英明/著(祥伝社)
イスラムの事がわかりやすく書かれています。この本では、「イスラムは宗教というより、憲法に近いもので、神の教えのもとの契約書のようなもの」だと説かれており、あらためて日本の感覚と大きく異なる事を思い知らされました。
昭和55年に出版された本ですが、平成17年に再度息を吹き返してきた本です。

Tさん
■「地方都市を考える-「消費社会」の先端から-」/貞包英之著 (花伝社)
山大准教授の方の社会学の本です。地方都市Y市=山形市の統計をもとにしながら、普遍的に地方都市が置かれている現状について書いています。
「地方こそ消費社会の先端」という事を、「空き家」「郊外型モール」「街づくりと観光」「高層マンション」などをテーマにしながら、語っています。現状分析に徹しており、答えが書かれていないところも、かえって抵抗なくて読めよいと思いました。
■「ナプキン・ノート」ガース・キャラハン/著(辰巳出版)
ガースは45歳のアメリカ人。彼が、一人娘のために作るお弁当をつつむナプキンに書いた一言を集めた本です。最初が泣けます。というのも、主人公は進行性のガンにかかっているのです。副題は「父から娘へ、826枚のお弁当メッセージ」。
長生きできないと知りながら、今を生きており、Facebookで動画も公開しています。

IGさん
■「門」夏目漱石/著(文春文庫)
11月に三川町で“奥泉光×いとうせいこうの文藝漫談”というイベントがあり、その課題本となったのがこの「門」です。“文藝漫談”とは、先のおふたりが、手が伸びにくい古典や隠れた名作を取り上げ、その隠れた魅力や新しい読み筋を、面白おかしく読み説くというものです。過去に東京で見たことがあり、すっかりふたりの語り口に魅了されました。
今回は奥泉先生の故郷三川町での開催。「これはいかねば」という事で、恥ずかしながら初めて夏目漱石を読みました。こんなふうに古典を手にとるきっかけが多くあるといいなと思いました。そして、「門」は、なかなかに渋い本でした。

INさん
■藤沢周平の小説「秘太刀馬の骨/文春文庫」「花のあと/文春文庫」「隠し剣孤影抄/文春文庫」
自分の父を看病していた頃、藤沢周平を読み始めました。今住む朝日町の図書館に全集があるので、1巻から読みはじめたのですが、どれひとつとっても駄作がないのです。
今日は女性が活躍している作品を取り上げました。
「秘太刀馬の骨」は馬の骨をも折る程の力を持った刀を誰が使ったのか、推理小説のように追って行く話。主人公の妻は心の病にかかっており、「子どもが亡くなったのは夫のせいだ」と思っています。この刀の履歴を追っていくうちに、妻の気持ちに変わっていき、その病が癒えていきます。実は妻は刀の名手だったのです。
「花のあと」の中では『花のあと』『雪間草』が、「隠し剣孤影抄」では『女人剣さざ波』が特にお薦めです。いずれも女性の剣の名士が登場します。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今回の幅広いジャンルの本が集まり、楽しかったです。
ご参加のみなさま、本当にどうもありがとうございました。
久々にお会いできたAさん、いらしてくださってうれしかったです。本というつながりがあると、こんな風に懐かしい方にも会う事ができるのですね。ブックトークを開催してよかったです!
次回の開催は未定ですが、決まりましたらブログでお知らせいたします。  


Posted by 図書館ボランティア「小荷駄のみどりから…」 at 18:28Comments(0)イベント開催報告

2015年11月09日

読書の秋、本のおしゃべりも楽しみませんか~こにだブックトークを開催します


お気に入りの本を紹介しあう、
こにだブックトークを開催します。


読書の秋、いかがお過ごしになりましたか?
好きな本を片手に、本の雑談を楽しみましょう。
話を聞くだけの参加も大歓迎です。

日時:2015年11月29日(日) 午前10時30分~正午
場所:山形市立図書館本館・2階講座室
     山形市小荷駄7-12


参加費:無料 
人数:10名前後(本の紹介者)+聞くだけ参加者
申し込み先:山形市立図書館カウンターまたは☎624-0822
      Email:konidanomidorikara@gmail.com
      →お名前と本の紹介の有無をお知らせください

◆こにだブックトークって?
自分のお気に入り本をお互いに紹介しあいます。
本についてのおしゃべりを楽しむ会です。
お薦め本は1冊でも2-3冊でもOKです。
山形市立図書館で借りることができる本やお手持ちの中から、お薦めを教えてください!
また、本の紹介はせずに聞くだけという方のご参加も大歓迎です。

◆どのように会を進めるのですか?
ひとり5分前後で、お薦め本を紹介していただきます(ex.本と出会った経緯、簡単な内容、いいな思った点等)。その後、質問、感想等をやりとりします。


前回の様子もブログで紹介しています。
左のメニューから「こにだブックトーク」を選択し、ご覧ください!

  


Posted by 図書館ボランティア「小荷駄のみどりから…」 at 21:00Comments(0)イベントのお知らせ

2015年11月04日

鶴岡への日帰り視察研修旅行


山形市立図書館ボランティア“小荷駄のみどりから・・・”では、会員の親睦と勉強を兼ねて、
1年に1度、近県や県内の公共図書館等を訪ねる日帰り視察旅行を行っています。


今年は10月15日(木)に、開館100年という長い歴史を持つ鶴岡市立図書館を、会員15名と市立図書館職員1名の総勢16名で訪ねました。



鶴岡市立図書館訪問に先だって、せっかく鶴岡に来たのでということで、
・藤沢周平記念館
・即身仏のおられる南岳寺

を見学しました。



藤沢周平記念館では「海坂藩のふるさと」という開館5周年企画展が展示されており、藤沢文学の核とも言える「海坂藩」の自然や暮しに思いをはせました。
中でも井上ひさしさんが小説から起こしたという海坂藩の手書き地図(複製)がすばらしかったです。
大作家をここまで夢中にするのが藤沢文学なのだなと改めて感動しました。

鶴岡市立図書館では、館長さま、司書さま、ボランティアグループ“わらしべの会”さま・“温海絵本読み聞かせ隊ポッケ”さまに迎えていただきました。





特にボランティアのみなさまとは、互いに活動内容を具体的に紹介しながら、お話をさせていただきました。共通する悩みに共感しあたっり、自分たちとは異なる取り組む方を知ったりと、いくつかの方面で見識を広める事ができ、大変勉強になりました。
鶴岡市立図書館館長さま、図書館司書さま、「わらしべの会」さま・「温海絵本読み聞かせ隊ポッケ」さま、みなさまの貴重なお時間を頂戴し、大変ありがとうございました。深く感謝を申し上げます。



秋の紅葉が美しい月山道を超え、出かけた鶴岡。一日、楽しく充実した時間を過ごせました。
「来年は、岩手県紫波町のオガールに行きたいね」、、なんて話も出ておりました。

  


Posted by 図書館ボランティア「小荷駄のみどりから…」 at 18:40Comments(0)活動報告

2015年11月02日

私のおすすめ本の展示が行われています


読書の秋、みなさまはどうお過ごしでしょうか?

山形市立図書館本館の2階展示ホールでは、
11月15日(日)まで『私のおすすめの本』と題して、
図書館ボランティアや図書館にお勤めのみなさんのおすすめ本や
読書会の“こにだブックトーク”で紹介された本が展示されています。


では、ちょっとのぞいてみましょう。

こちらは、高齢者のみなさんと読みあいなどの活動をされている“ひだまりの会”さんのコーナー
読み聞かせなどにお使いの本が展示されており、
季節感やことばを大切にされている事がわかります。

こちらのコーナーのテーマは“親子でよみくらべる・たのしむ名作”。
同じ作品でも、結構表現の違いがあるそうです。
大人向けと子供向け、どんなふうに違うのか、興味がわきます!


こちらは、図書整理のあるボランティアさんのコーナー。
ご自宅から蔵書を持ってきていただきました。

大江健三郎がずらりと並び、読みごたえがありそうです。
本が本当にお好きなんだなぁと感じました。じっくり、落ち着いて読みたい本です。


“としょかんkids(子供向けの図書館広報誌)最新号”で紹介されている絵本もあります。
ワタシは写真手前左手にある「きゅっぱのはくぶつかん」が一番気になりました。
モノを集めるのが大好きな、かわいい丸太の男の子のお話です。
会場でも立ち読みできますので、ぜひ読んでみてください。




このほかにも、いろんな視点で選ばれた本が沢山展示されています。
自分が知っていたのとはちょっと違ったおもしろさが発見できるのでしないでしょうか。
ぜひお立ち寄りください。


  


Posted by 図書館ボランティア「小荷駄のみどりから…」 at 20:27Comments(0)「小荷駄のみどりから…」ご案内

2015年10月08日

10月に古本バザーがあります


10月17日(土)の南部公民館まつりに合わせて、
図書館ボランティア小荷駄のみどりから・・・では、
古本バザーを開催します!


場所は図書館入口前。
時間は10時からの予定です。


メンバーが持ち寄った本を、大変お安く提供します!!
読書の秋にふさわしい本がみつかるかもしれません。
ぜひお立ち寄りください。

  


Posted by 図書館ボランティア「小荷駄のみどりから…」 at 18:04Comments(0)イベントのお知らせ

2015年09月28日

夏の終わりにこにだブックトーク開催しました


8月30日(日)に、お気に入りの本を互いに紹介しあう『こにだブックトーク』を行いました。聞くだけの方も含めて、8名のみなさんにご参加いただきました。今回紹介された本はこちらです。

Oさん
■「ワンダフル・ライフ -バージェス頁岩と生物進化の物語」スティーブン・ジュイグールド/著  (早川書房)
カナダで100年前に発見された化石の話です。
この時、不思議な形をした生物の化石が沢山発見されました。この本の中でも、再現イラストでその姿を見ることができます。表紙のイラストもそのひとつで、とても印象的です。
進化というと、時間をかけて、枝分かれして発生するもののように思いますが、この化石で登場する生物は全く別のようです。今、生存する生き物のどの種別にも属さない生き物たちが、この時期に一気に地球上に発生したと作者は考えています。
絵を見ているだけでも楽しいのです。この本は1909年に出版されています。

Iさん
■「流」東山彰良/著(講談社)
今年の直木賞作品です。「20年に一度の傑作!」という帯の押しで、思わず買ってしまいました。1945年以降の台湾を舞台としたミステリー仕立ての小説です。
台湾創成期を生きたある伝説の男が亡くなるところから物語がスタート。主人公の青年が、その伝説の男である祖父が生きた中国、台湾の複雑な歴史をたどりながら、犯人を探っていきます。男たちの仁義と愛と裏切りのアツい世界が描かれています。
展開が早く、また意外性もあり、一気に読みました!台湾に詳しくない私もストーリーに夢中になれました。時間を忘れて物語の世界に浸りたい~そんな読書の醍醐味が味わいたい方にお勧めです。

Nさん
■「昭和出版残侠伝」嵐山光三郎/著(筑摩書房)
■「ぼくの交友録的読書術」嵐山光三郎/著(新講社)
■「縁もたけなわ-ぼくが編集者人生で出会った愉快な人たち」松田哲夫/著(小学館)

元編集者の方の本を持ってきました。
嵐山光三郎が好きです。多才でいろんな事をしている人です。国学院大学卒で、深いところを学んだ人という印象なのですが、難しい文章を書かないところが気に入っています。自分と年代が近い人というのも魅力のひとつ。挙げた2冊では、食べ物・旅・作家の事などを書いています。
松田哲夫はちくま書房で編集をしていた人で、ラジオ深夜便でおなじみです。この本では作家の裏話を書いています。南伸坊がイラストを手掛けていて、おもしろくそれぞれの人となりを描いています。特に、哲学者の鶴見俊輔のエピソードがおもしろかったです。

Tさん
■「恋愛依存症」伊東明/著 (実業之日本社)
「苦しい恋からなぜ抜けだせないのか」や「なぜこんな人にひっかかってしまうのか」といった恋愛の謎を解明している本。どうやったら回復できるかも書かれています。作者は心理学者です。
■「ヒトラーの呪縛-日本ナチ・カルチャー研究序説」佐藤卓己/著 (中公文庫)
日本のカルチャーでヒトラーがどう扱われているかを、映画やアニメ、文学、ファッション等、いろんなジャンルにわたって事例を示しながら解説した本です。宇宙戦艦ヤマトのデスラー総統もそのひとつです。いかにヒトラー・ナチスといったモチーフが入り込んでいるのかを改めて知り、驚きました。

Sさん
■「ドキュメント宇宙飛行士選抜試験」大鐘良一、小原健右/著(光文社新書)
こうのとりをロボットアームでキャッチした油井宇宙飛行士が選抜された時の試験に密着したドキュメントです。「なぜ宇宙を目指すのだろう」と思いながら読みました。
 最終選考は10名にしぼられます。その中でもパイロットになった油井さんは航空自衛官でパイロットをしていた等、とても物語性のある方ですが、他の登場人物も興味深いのです。私は第3の男と呼ばれた金井さんという方に注目しました。潜水医学が専門の方で、「宇宙なのに海底の専門家が選ばれるんだな」と意外でした。

Aさん
■「舟を編む」三浦しをん/著 (光文社)
新しい国語辞典の編纂をめぐる小説です。日本語や辞書に関心がある方はぜひ読まれるとよいでしょう。今でも図書館では予約が入る人気の本です。文庫版だと、主人公馬締の書いたラブレターや岩波書店の方の解説も載っています。単行本で読まれた方も、文庫を一読されるとよいと思います。
■「ぼくの好きな時代小説」常盤新平/著(晶文社)
12名の時代小説家が紹介されていますが、ひとり選ぶなら、やはり藤沢周平でしょう。

Hさん
■「マンガで気づく日本人でも知らない日本語」篠崎晃一/著(主婦の友社)
 全国の方言が紹介された本です。私は山形出身ではないのですが、山形弁はあったかみがあって、おもしろいです。方言を話す若い人が減っているという話も聞きますが、方言もひとつの文化だと思います。なくならないで欲しいです。
■「耳をさわるだけでからだの不調がス~ッと消える」池川明・飯島敬一/著(カンゼン)
 表紙にひかれて読んでみました。頭や腰などの痛みは自立神経の乱れからくるとの事。耳つぼをもんだら調子がよくなりました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ご参加のみなさま、ありがとうございました。
今回は非常に幅広いジャンルの本が集まりましたね。とても楽しかったです。
次回は11月29日に開催予定です。興味を持った方、いらっしゃいましたら、ぜひお気軽に遊びにいらしてください。

  


Posted by 図書館ボランティア「小荷駄のみどりから…」 at 21:40Comments(0)イベント開催報告

2015年08月16日

ゆく夏を惜しみつつ、本のおしゃべりを楽しみませんか。。こにだブックトークへのお誘い


お気に入りの本を紹介しあう、
こにだブックトークを開催します。


夏休みの読書でおもしろい本を見つけた方、
秋に向けて、何を読もうか迷ってる方、
図書館に遊びに行ってみたいと思っている方、などなど
本の話をしゃべったり、聞いたりする時間を一緒に楽しみませんか?


話を聞くだけの参加も大歓迎です。

日時:2015年8月30日(日) 午前10時30分~正午
場所:山形市立図書館本館・2階講座室
     山形市小荷駄7-12


参加費:無料 
人数:10名前後(本の紹介者)+聞くだけ参加者
申し込み先:山形市立図書館カウンターまたは☎624-0822
      Email:konidanomidorikara@gmail.com
      →お名前と本の紹介の有無をお知らせください

◆こにだブックトークって?
自分のお気に入り本をお互いに紹介しあいます。
本についてのおしゃべりを楽しむ会です。
お薦め本は1冊でも2-3冊でもOKです。
山形市立図書館で借りることができる本やお手持ちの中から、お薦めを教えてください!
また、本の紹介はせずに聞くだけという方のご参加も大歓迎です。

◆どのように会を進めるのですか?
ひとり5分前後で、お薦め本を紹介していただきます(ex.本と出会った経緯、簡単な内容、いいな思った点等)。その後、質問、感想等をやりとりします。


前回の様子もブログで紹介しています。
左のメニューから「こにだブックトーク」を選択し、ご覧ください!

本



  


Posted by 図書館ボランティア「小荷駄のみどりから…」 at 16:50Comments(0)イベントのお知らせ

2015年07月27日

梅雨6月開催のこにだブックトークレポート


今年はカラ梅雨で、雨読の機会が少し少なかった気がします。みなさまはいかがでしたか?
6月28日(日)に、お気に入りの本を互いに紹介しあう『こにだブックトーク』を行い、7名のみなさんにご参加いただきました。
今回紹介された本はこちらです。

Aさん
■「見残しの塔 周防国五重塔縁起」久木綾子/著 (新宿書房)
■「禊の塔 羽黒山五重塔仄聞(そくぶん)」久木綾子/著 (新宿書房)

歴史小説をご紹介します。
89歳で作家デビューした久木綾子。デビュー作「見残しの塔」の取材に14年、執筆に4年を費やしました。延暦寺で1年修行もなさったそうです。
「禊の塔」は羽黒山が舞台。こちらも羽黒山に16回赴いて執筆したとのこと。
いずれもじっくりと書かれた読みごたえのある本です。

Iさん
■“女生徒”「走れメロス」より 太宰治/著(岩波少年文庫)
■「太宰治の辞書」北村薫/著(新潮社)
■「たいようのおなら」灰谷健次郎/編(のら書店)

「太宰治の辞書」は太宰治の創作の謎にせまる文藝ミステリー。
この本に導かれて「女生徒」を読みました。こちらは太宰が女生徒になりきって、思春期の繊細でみずみずしい気持ちをキラキラと語っています。作中に登場する女生徒がつくる“ロココ料理”というものをめぐっての探索が「太宰治の辞書」では描かれています。併せて読むとおもしろさが倍増します。
こどもの詩集「たいようのおなら」は大人が読むと元気になれる詩集です。

Tさん
■「『朝日新聞』問題」徳山喜雄/著(集英社新書)
■「いいがかり 原発『吉田調書』記事取り消し事件と朝日新聞の迷走」編集委員会編(七つ森書館)
■「朝日新聞『吉田調書報道』は誤報ではない」海渡雄一・河合弘之/著(彩流社)

社会的な問題についての本を紹介します。
やっと冷静に原発事故の何が問題なのかを問う本がでてきました。
吉田調書や慰安婦問題など朝日新聞の一連の報道問題や、それへのバッシングなども落ち着いて理解を深める事が著作となっています。

Nさん
■「ナガサキ 消えたもうひとつの原爆ドーム」高瀬毅/著 (平凡社)
■「ブラボー 隠されたビキニ水爆実験の真実」高瀬毅/著 (文藝春秋)

作者と船旅で一緒になったことが縁で手にとった本です。
1冊目は、長崎で浦上天主堂が復元されたことを題材にしています。作者は“怒りの広島、祈りの長崎”と語っています。被爆の土地でもそれぞれ事情が異なっていることがわかりました。
2冊目のタイトルにあるブラボーは第五福竜丸の暗号。福竜丸の生き残った人たちを20数年追った話です。

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ご参加のみなさま、ありがとうございました。今回は社会派の本が多かったですね。
次回は盛夏8月に開催予定。興味を持った方、いらっしゃいましたら、ぜひお気軽に遊びにいらしてくださいね。

  


Posted by 図書館ボランティア「小荷駄のみどりから…」 at 17:14Comments(0)イベント開催報告

2015年07月03日

第9回小荷駄のみどり出版文化賞







 2015年6月20日、山形市立図書館において、「第9回小荷駄のみどり出版文化賞」の授賞式が行われました。
 受賞作品は、増田尚紀著『引き継ぐこと、伝えること~山形鋳物のポストモダンを超えて~』(メディア・パブリッシング刊)です。 
 この本は、三部構成となっており、第一部は山形鋳物の工芸デザイナーである著者の増田尚紀氏と山形美術館学芸課長・岡部信幸氏の対談「モノづくりの原点と情熱を語る」、第二部は1994年~97年に山形新聞のコラム「私の教育論」に寄せた著者のエッセイ、そして第三部はカメラマンの菅野正紀氏が撮影した鋳物作品の写真に作者(=著者)がデザインのコンセプトや製作プロセスなどの解説を付した「私ノ仕事、鋳心ノ流レ」。
 その内容は、山形鋳物との出会い、工芸デザインに取組む真摯な姿勢、そして困難を乗り越えながら歩んできた一筋の道を淡々と語りながら、山形鋳物の未来と後進の育成に懸ける著者の熱い情熱を伝える作品となっています。
 また、上記の三つの部分によって本書を構成した村上修一氏(メディア・パブリッシング)の編集センスも光ります。

 山形市立図書館及び山形県立図書館等の蔵書となっておりますので、どうぞご覧ください。





 写真は、受賞のあいさつをする増田尚紀氏。
 なお、恒例となっている小荷駄のみどり出版文化賞受賞者の記念講演については、今回は実施しませんでした。昨年、この本が出版されたことを機に、山形市立図書館主催の市民講座として著者に講演いただいた経緯があるため、今回、再度の講演依頼を見合わせたものです。
                                                                                                                                                                   
  


Posted by 図書館ボランティア「小荷駄のみどりから…」 at 00:32Comments(0)小荷駄のみどり出版文化賞

2015年06月30日

『ひだまりの会』がブログを開設しました!


私たち「小荷駄のみどりから・・・」の活動グループのひとつ、老人施設等でお年寄りと共に楽しむ『ひだまりの会』が、独自のブログを開設しました!

こちらで詳しい活動の様子や会員のナマの声をご覧いただけます。
http://blog.livedoor.jp/hidamaritya59 


『ひだまりの会』は、「お子さん向けの読み聞かせの会はたくさんあるけれど、図書館に来ることができないお年寄りにも本を紹介したいね」という会話から誕生した読み聞かせグループ。毎月、高齢者のみなさんが利用されている施設を訪問し、「会員それぞれが自分にできる事をしよう!」という趣旨で、それぞれが得意とする、絵本の読み聞かせ、紙芝居、ゲーム、歌などをお届けしています。
 
調子がよい時ばかりではない高齢者のみなさんが、ハーモニカに合わせて、懐かしい歌を元気に歌う姿に接すると、メンバーの方が感動してしまいますとの事。高齢者のみなさんの明るい笑顔に触れる事で、元気をいただいているようです!

『ひだまりの会』では、現在一緒に活動してくださるメンバーを募集しています。
先ほどご紹介したブログで詳しい活動をご覧になれますので、ぜひそちらを一度のぞいてみてください。

『ひだまりの会』の主な活動スケジュール 
●施設訪問 毎月第1火曜日・第1水曜日 午後に40分程度/他に偶数月や不定期の訪問あり
●定例会  毎月第一木曜日 午後2時~ 山形市立図書館にて


  


Posted by 図書館ボランティア「小荷駄のみどりから…」 at 18:43Comments(0)「小荷駄のみどりから…」ご案内

2015年06月02日

こにだブックトークを開催します


お気に入りの本を紹介しあう、
こにだブックトークを6月に開催します。


梅雨は、うちでの読書が楽しめる季節でもあります!
本の話をしゃべったり、聞いたりする時間を一緒に楽しみませんか?

話を聞くだけの参加も大歓迎です。

日時:2015年6月28日(日) 午前10時30分~正午
場所:山形市立図書館本館・2階講座室

     山形市小荷駄7-12

参加費:無料 
人数:10名前後(本の紹介者)+聞くだけ参加者
申し込み先:山形市立図書館カウンターまたは☎624-0822
      Email:konidanomidorikara@gmail.com
      →お名前と本の紹介の有無をお知らせください


◆ブックトークって?
自分のお気に入り本をお互いに紹介しあいます。
本についてのおしゃべりを楽しむ会です。
お薦め本は1冊でも2-3冊でもOKです。
山形市立図書館で借りることができる本やお手持ちの中から、お薦めを教えてください!
また、本の紹介はせずに聞くだけという方のご参加も大歓迎です。

◆どのように会を進めるのですか?
ひとり5分前後で、お薦め本を紹介していただきます(ex.本と出会った経緯、簡単な内容、いいな思った点等)。その後、質問、感想等をやりとりします。


前回の様子もブログで紹介しています。
左のメニューから「こにだブックトーク」を選択し、ご覧ください!

  


Posted by 図書館ボランティア「小荷駄のみどりから…」 at 20:41Comments(0)イベントのお知らせ

2015年05月29日

図書整理グループの山形市施設見学


図書館ボランティアには、いくつかの活動グループがあります。
返却されてきた本を棚に戻す作業をお手伝いしているのが、“図書整理グループ”です。
10-20名位のメンバーが、配架する本が多い火曜日の朝(開館1時間前)に活動しています。
今回は、その“図書整理グループ”で行った山形市内各施設見学会の様子をご紹介します。

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5月26日、この日は図書館が特別整理休館中で作業がなく、勉強と親睦を兼ねて、山形市・山形県の施設を6カ所見学しました。

まずは、私たちボランティアグループも読み聞かせを行っている山形市児童遊戯施設「べにっこひろば」へ。
この中の“えほんコーナー”で読み聞かせを、月1回担当しています。
こちらの赤い壁のお部屋がその“えほんコーナー”です。休日には、子どもたちのにぎやかな笑い声が響いているのでしょう。





続いては、「山形市学校給食センター」。
最先端な機能をもつ給食センターで、どのように調理、片づけがなされているかを見学。地産地消の取り組みやリサイクルが進んでいる事がわかり、この点は興味深かったです。
ここで、楽しみにしていたのは何と言っても“給食の試食”!。小学生高学年の当日のみなさんと同じメニューを食べさせていただきました。メインは“カンパチのフライ”と“マカロニナポリタン”。おいしかったですよ。



中には、給食が初体験のメンバーもおり、こちらで楽しくにぎやかな時間を過ごしました。


「山形市市民防災センター」にもうかがい、消火体験、煙体験、応急手当て体験等、沢山の災害・防災体験をみんなでしました。
緊張しつつ、いろいろな体験をし、また詳しい説明を受けましたが、図書館のような公共施設で活動しているわたしたちボランティアに必要な知識と経験だと、参加してみて実感。
最近よく見かけるAEDの使い方も学ぶことができ、大変有意義な時間となりました。

次は「遊学館」「山形県立図書館」へ。
こちらでは、私たち図書整理グループがいつも行っている本の修理について、県立の司書のみなさまの作業を直に見せていただきました。
使う道具が我々のものとは異なっている等、新しい発見がたくさんありました。お忙しい中、お時間をくださり、ありがとうございました。



最後に「洗心庵」のお庭も見学しました。心の落ち着くお庭を拝見しながら、1日を振り返りました。

図書整理グループでは、たまには図書館を飛び出して、親睦と勉強を兼ねてこのような活動もしております。
本の配架のお手伝いに興味のある方、ぜひメールでお問い合わせください。
konidanomidorikara@gmail.com

図書館カウンターへお問い合わせいただいても、大丈夫です。  


Posted by 図書館ボランティア「小荷駄のみどりから…」 at 17:42Comments(0)活動報告

2015年04月05日

3月のこにだブックトークレポートです


年度末が押し迫る3月22日(日)に、おすすめの本を互いに紹介しあう『こにだブックトーク』を行いました。
この日の夜はモンテディオのJ1ホーム初戦。午後に読書会を設定すると、応援に行くのに時間がせわしない! ということで、初の午前開催となりました。
春の朝は爽やかで、ちょっとすがすがしい心持になり、次回も午前開催にしようかなと考えています。
当日お集まりいただいたのは8名。お忙しい中、ありがとうございました!

今回、紹介されたのはこちらの本です。

Iさん
■「世界文学は面白い~文藝漫談で世界一周」奥泉光・いとうせいこう/著 (集英社)
タイトルの副題にある“文藝漫談”というイベントに、ここ数年ハマっています。山形三川出身の奥泉先生といとうせいこうさんが、世界の名作小説を漫談風に公開で読み説くというもので、東京で年3-4回行われています。“光がボケて、いとうがツッコむ”というキャッチコピーがあるほどで、ふたりの掛け合いが非常に可笑しく、地味で堅めな名作のもつ思わぬ魅力を、笑いながら発見できます。
『世界文学は面白い~文藝漫談で世界一周』は、そのイベントの誌面による再現の本で、臨場感のあるかけあいが掲載されています。 取り上げられている名作は「カフカ/変身」「ゴーゴリ/外套」「ガルシア・マルケス/予告された殺人の記録」「魯迅/阿Q正伝」等。なかなか手が伸びない堅い作品が多いですが、この本に誘われて読んでみると意外な面白さを発見。対象の本を読んだ後で、彼らのコメントを再読してみると、共鳴できるツッコミが多く、ひとり読書の寂しさも解消できます。古い文学作品へのとっかかりとしてお薦めします。
最近の文藝漫談の様子は、文芸誌『すばる』で年数回掲載されていますのでそちらもぜひ読んでみてください!最新のものは2015.5月号で、「ナボコフ/ロリータ」が掲載されています。過去のものでは「小島信夫/アメリカンスクール(2013.5月号)」もお薦めです。
「世界文学は面白い~文藝漫談で世界一周」【市立図書館蔵書なし】【県立図書館蔵書あり】
文芸誌「すばる」【市立図書館蔵書あり】 本館ブラウジング

HSNさん
■「星の林に月の船~声で楽しむ和歌・俳句」大岡信/編 (岩波少年文庫)
この本で、学生時代に親しんだ詩に再会できました。
時代毎の和歌や俳句を紹介した本で、一つずつ解説もついています。
タイトルは柿本人麻呂の歌の一部。万葉集にある古い歌で、三日月の夜空を詠んだものですが、現代人も惹かれるような、美しく、みずみずしい描写です。
今の季節だと、井原西鶴の詠んだ春の歌に心が弾みます。季節毎の詩を拾い読みしても楽しいと思いました。
また、時代を網羅しているので、“万葉集の頃はおおらか、新古今和歌集の頃は技巧にすぐれている、江戸時代は町民の心を読んだものが多い”等、その時々の傾向の違いも伝わってきます。
少年文庫ですので、気軽に読めるところもお薦めです。副題にあるように、“声に出して耳から読む”と“目で読む”のとはまた違った趣がありますので、ぜひ声に出して読んでみてください。
「星の林に月の船」【市立図書館蔵書あり】 本館ヤングコーナー 請求記号/911/ホ/

Tさん
■「地方消滅」増田寛也/著 (中公新書) 「地方消滅の罠」山下裕介/著(ちくま新書)
「地方消滅」は、20-35歳の女性人口に着目して、地方の人口減少を語った社会評論です。
“日本の自治体の半数は、25年後に人口が半減する”という衝撃的なレポートになっており、“増田レポート”と注目されている本です。作者が対応策として挙げているのが、“中核都市を社会的流出を防ぐ人口のダムにする”という考え方です。
この点を批判して、山下裕介という社会学者が『地方消滅の罠』『限界集落の真実』といった本を書いています。
増田レポートでは明示していませんが、人口ダムの策をとれば中核都市以外の地域をつぶすことになり、この点を山下氏は批判しているわけです。代わりに、“中核都市だけでなく、1つ1つの集落に注目する”立場を取っています。“高齢者しかいない集落でも、何かあれば出ていった子供たちが集落に集まってくる、そういった形で集落を残す”事を提案しています。
増田レポートで、“8割以上人口減少する”とされている5県に山形も含まれています。両者の本を理解することは、将来を考える上で役立つことと思います。山下裕介氏は他に『東北発の震災論』という本を書いており、こちらもお薦めします。
あと、時間切れで中身を紹介できませんでしたが、「アベノミクスの終焉」服部茂幸/著(岩波新書)も、興味深く読みました。
「地方消滅」【市立図書館蔵書あり】 本館 特集 請求記号/334.3/マスダ/
「地方消滅の罠」【市立図書館蔵書あり】 本館文庫新書コーナー請求記号/361.7/ヤマシ/

HSYさん
■「恋しくて」村上春樹/編訳 (中央公論新社)
村上春樹が好きです。その村上春樹がセレクトし、翻訳した10作品の恋愛小説アンソロジーがこの本です。春も近いですし、恋の本もいいかなと思って今日持ってきました。
雑誌ニューヨーカーで紹介された小説がベースで、あまり知られていない作者が多かったですが、1篇ずつ、村上春樹が解説をつけていて楽しめます。一緒に恋愛甘苦度が★で記されているところも面白いです(苦い★★★★ 甘い★等)。
村上春樹自身も1篇書いています。タイトルは『恋するザムザ』。ザムザと言えば、カフカの『変身』を思い出しますが、こちらは虫が人間になる小説です。
人間には当然と思える様々な習慣が、虫出身の彼には思いもよらないことで、ザムザは「人間ってなんて面倒臭いんだ」と感じながら人として生活しています(ex.フォークやナイフを使って食事をしないといけない、恋を成就させるために相手といろいろやりとりしないといけない等)」。この辺り、自分にとっては、改めて人間の暮らしぶりがとても新鮮に読め、興味深かったです。
ちなみに、カフカのザムザと違って、最後は希望が持てる展開になっていて、人として生きる事の喜びも感じていきます。
「恋しくて」【市立図書館蔵書あり】 本館 一般開架 請求記号/908.3/コイシ/

Oさん
■「火天の城」山本兼一/著 (文藝春秋)
ジャケ買いした本です! 本の本体に安土城のイラストが、それを包む透明の外カバーに安土城の図面が描かれていて、目を惹きました。
こちらは織田信長の安土城を建てた大工棟梁の物語。この棟梁の名字が自分と同じで、そんな有名なO一族もいるのかと思って、更に読みたくなりました(笑)。
安土城は、今は存在しないまぼろしの城。信長の命で七重の塔として計画され、その為には45センチ角×16メートルの通し柱が4本必要とされました。そんな条件にかなう木の樹齢は2500年にもなります。それほどの木を探す困難や運搬する困難などが築城にあたって待ち構えています。
信長は「建てる」と言うだけですが、それを実現するのは現場の棟梁。作者の山本兼一は、そんな表舞台に出ない人に光を当てており、この本は困難に立ち向かう棟梁一家の家族の物語となっています。
綿密に取材をしたようで、先ほどのような築城の大変さの詳細な描写も読みどころです。
この作品は映画化もされました(西田敏行が主役の棟梁役)。同じ作者の直木賞受賞作「利休にたずねよ」も映画になりました。
もっと追いかけていきたい作家だったのですが、昨年57歳で亡くなりました。とても残念です。
【市立図書館蔵書あり】 本館・中央分館・北部分館・霞城分館 一般開架 請求記号/ /ヤマモ/

Yさん
■「九年前の祈り」 小野正嗣/著 (講談社) 「浦からマグノリアの庭へ」 小野正嗣/著 (白水社)
「九年前の祈り」は芥川賞を受賞する前に雑誌で読みました。大分のリアス式海岸の集落で暮すシングルマザーが主人公。音楽を聞いているような語り口調で、ゆったりした気持ちになります。これはきっと大分の方言がそういう気持にさせるのだと思いました。山形弁ではこういう空気感は表わせないのではと感じました。
「浦からマグノリアの庭へ」は、その作者がフランス留学時代を振り返ったエッセイ。下宿先の教授宅で一緒になるアフリカ系難民の存在等、現代フランスに通ずる社会状況も伺えます。自分の知らない世界に運んでいってくれるエッセイです。
「九年前の祈り」【市立図書館蔵書あり】 本館・霞城分館 一般開架請求記号/ /オノマ/
「浦からマグノリアの庭へ」【市立図書館蔵書あり】 本館特集 1請求記号/914.6/オノマ/

■「洋子さんの本棚」 小川洋子・平松洋子/著 (集英社)
読書家で知られた、二人の洋子さんが子供の頃から読んできた本について語っているエッセイ。
思春期にどんな本を読んだのかや、その頃の母と娘の想い、進路の選び方等が書かれています。女性が読むと、「私も読んだ」「そんなふうに感じていた」と共感する部分が多いのでは思います。
「洋子さんの本棚」【市立図書館蔵書あり】 本館新着本コーナー請求記号/019.9/オガワ/

■「サンドリーヌ裁判」 トマス・H・クック/著 
夫婦の深層心理をベースにしたサスペンスです。
「サンドリーヌ裁判」【市立図書館蔵書あり】 本館新着本コーナー請求記号//933.7/クツク/


ご参加のみなさま、いろんな視点の本をご紹介くださり、ありがとうございました。

今回、午前に開催してみて、休日の朝、図書館で好きな本についておしゃべりするというのは、なかなか気持ちのよいものだと思いました。進行など未熟な部分も多いと思いますが、参加のみなさんのお力もお借りして、今後も“こにだブックトーク”を楽しい時間にしていきたいと考えています。
次回は6月に開催予定。興味を持った方、いらっしゃいましたら、ぜひお気軽に遊びにいらしてくださいね。


  


Posted by 図書館ボランティア「小荷駄のみどりから…」 at 18:22Comments(0)イベント開催報告

2015年02月28日

春近しの3月、こにだブックトークを開催します


本の話をしゃべったり、聞いたりする時間を楽しみませんか?

おすすめの本を紹介しあう、
こにだブックトークを3月に開催します。


話を聞くだけの参加も大歓迎です。

日時:2015年3月22日(日) 午前10時30分~正午
場所:山形市立図書館本館・2階講座室
     山形市小荷駄7-12

参加費:無料 
人数:10名前後(本の紹介者)+聞くだけ参加者
申し込み先:山形市立図書館カウンターまたは☎624-0822
      Email:konidanomidorikara@gmail.com
      →お名前と本の紹介の有無をお知らせください

◆ブックトークって?
自分のお薦め本をお互いに紹介しあいます。本についてのおしゃべりを楽しむ会です。
お薦め本は1冊でも2-3冊でもOKです。
山形市立図書館で借りることができる本やお手持ちの中から、お薦めを教えてください!
また、本の紹介はせずに聞くだけという方のご参加も大歓迎です。

◆どのように会を進めるのですか?
ひとり5分前後で、お薦め本を紹介していただきます(ex.本と出会った経緯、簡単な内容、いいな思った点等)。その後、質問、感想等をやりとりします。
本の紹介がすべて済んだら、軽く全体を振り返って会を終了したいと思います。休憩時間も途中で5分程度はさみます。

前回の様子もブログで紹介しています。
左のメニューから「こにだブックトーク」を選択し、ご覧ください!


  


Posted by 図書館ボランティア「小荷駄のみどりから…」 at 20:37Comments(0)イベントのお知らせ

2015年02月19日

市民講座のお知らせ/街と人をつなぐアートの本

3月8日(日)に、市民講座『街と人をつなぐアートの本~アートプロジェクトとしての本づくり~』を開催します。

お話いただくのは、宮本武典氏。

大蔵村の肘折温泉「ひじおりの灯」、荒井良二さんの「山形じゃあにぃ」、そして昨年から始まった「みちのおくの芸術祭 山形ビエンナーレ」など、数々のアートプロジェクトを企画してきた東北芸術工科大学の宮本武典先生は、現代美術を専門とするキュレーターでありながら、絵本・観光ガイドブック・俳句マンガ集・詩集等、東北をテーマにした様々な“本のプロジェクト”をも手がけてこられました。

地域の魅力を発信し、人と街をつなぐ“アートプロジェクトとしての本”の可能性について、お話いただきます。

アートと本・・図書館でお話をうかがうのに恰好のテーマと、ボランティアスタッフも大変楽しみにしています。ぜひみなさんもお気軽にご参加ください。

●日時:2015年3月8日(日) 午後1時30分~3時
●場所:山形市立図書館本館・2階集会室 
●参加費:無料 
●申し込み:山形市立図書館 ☎023-624-0822






  


Posted by 図書館ボランティア「小荷駄のみどりから…」 at 15:41Comments(0)市民講座

2015年02月16日

楽しい布おもちゃがいっぱい~『えんがわ文庫』の活動紹介


『小荷駄のみどりから・・・』では、いろんなグループが活動をしています。

今回は、布おもちゃの作成と貸出を行っている
『えんがわ文庫』をご紹介します。


『えんがわ文庫』では、
絵本などを題材にした布のおもちゃを手作りして、
それを希望者にお貸ししています。



たとえば、こちらはみんなが知っている「おおきなかぶ」のお話をエプロン仕立てにしたもの
名付けて“エプロンシアター”です。

使い方はこんな感じ。
お話をする方がエプロンをつけます。
ストーリーに沿って、アップリケで作られたかぶやおじいさんやおばあさんを登場させ、
このエプロンのおもてに貼りつけて、読み聞かせをします。

みんなが次々登場して、力を合わせて大きなかぶを引き抜こうと奮闘する様子を
臨場感たっぷりに楽しくお話できます。
「おおきなかぶ」以外にもいくつかのお話を用意しています。

また、イベントで盛り上がったのが、こちらの“ぴったんこ”というゲーム



絵柄を揃えるおなじみの神経衰弱ゲームを、真っ赤なトマトをモチーフにした布おもちゃで遊べます。
絵柄はみんなに人気のキャラクターやかわいい動物、こわ~いガイコツ等。
どんな絵が登場するかお楽しみです。



最新作は、作り方の本も出ている“ノンタンすごろく”。



細かい模様や道具も、スタッフが手作りしました。
色鮮やかで、見ているだけで気持ちがウキウキしてきます。
みんなでゴール目指して遊んでみてください。


『えんがわ文庫』は毎週金曜日の午前10-12時、
山形市立図書館2階の講座室で
こちらの布おもちゃを希望の方にお貸ししています。
借りられる期間は2週間。翌々週の金曜日にご返却ください。

手作りの布おもちゃで、ほんわか楽しく遊んでみませんか?
ご家族で遊ぶだけでなく、お友だちのお誕生日会などのイベントでも
お使いいただけると思います。
作品は数十点あります。一度、ぜひ見にいらしてください。
金曜日の午前中、図書館でお待ちしています。

また、手芸や手仕事の好きな方、一緒に活動しませんか。
ボランティアスタッフも募集しています。


詳しいお問い合わせはメールまたは図書館カウンターへお願いいたします。
メールはkonidanomidorikara@gmail.comまでお願いします(広報担当イガラシ)。
  


Posted by 図書館ボランティア「小荷駄のみどりから…」 at 17:21Comments(0)活動報告

2015年01月11日

こにだブックトーク初冬の会レポート


2014年11月30日(日)、おすすめの本を互いに紹介しあう『こにだブックトーク』を行いました。
当日お集まりいただいたのは10名。師走がせまるお忙しい中、ご参加いただき、ありがとうございました!今回、紹介されたのはこちらの本になります。

Yさん
■「天人~深代惇郎と新聞の時代」 後藤正治/著 (講談社)
最近は、バッシング等厳しい状況にある朝日新聞ですが、かつて「天声人語」の名コラムニストとして知られた深代惇郎という人物がいました。
この本は、作者の後藤正治がその深代惇郎とその時代について、丹念にきっちり調べて書いた人物ノンフィクション。読むと、かつて言葉に力があった頃の1960-70年代の時代がわかります。
発行は2014年10月と最近です。今、改めて言葉や新聞というものを考えながら読むのによいのではないでしょうか。後藤正治は茨木のり子の評伝も書いており、こちらもよかったです。
(編集部:調べたところ、「天人」とは天声人語の愛称のような呼び名でした。「天声人語」の意は「天に声あり、人をして語らしむ」とのこと)
【市立図書館蔵書あり】霞城分館 請求記号/289.1/フカシ/

■「向田邦子 性を問う~『阿修羅のごとく』を読む」 高橋行徳/著 (いそっぷ社)
33年前に放映されていた向田邦子作のTVドラマ「阿修羅のごとく」をご存知ですか?男女の愛の並々ならぬ深さが描かれた不朽の名作です。
そのドラマのセリフを分析して、魅力に迫ったのがこの本。読んで、かつて見たドラマが自分の中によみがってきました。向田邦子は、こんなに密度を深くこめてセリフを書いていたのだなと思いました。
【市立図書館蔵書あり】本館請求記号/912.7/ムコウ/

Oさん
■「ユゴーの不思議な発明」 ブライアン・セルズニック/著 金原瑞人/訳 (アスペクト)
分厚い本ですが、児童書です。多くの絵や写真が続いていて、ところどころ文章が入る形ですので、すぐ読めます。作者のセルズニックが文章も絵も書いています。
主人公は、ユゴー少年。みなしごで駅の構内に隠れながら暮らしています。彼の夢はからくり人形を作ること。その彼の物語に、映画の創世期のエピソードやマジシャンの話などが絡みながら、お話が進んでいきます。
最後に彼が発明したものが出てくるのですが、「えっ、それ!あーそうか」と思って、腑に落ちます。
これを原作にした映画も2011年に公開されましたが、本の結末は読んでのお楽しみ!
ちなみに訳者の金原瑞人さんは作家金原ひとみのおとうさんです。
【市立図書館蔵書あり】本館請求記号/933.7/セルズ/

Aさん
■「孤舟」 渡辺淳一/著 (集英社)
主人公は大手広告代理店を定年退職した60歳の男性。退職後、家族との間に深い溝を感じる日々を過ごしています。
この本に出てくる壮年の男性たちはブラブラしているのに、女性はみな忙しく自分の時間を生きています。
主人公も最後には「これから新しく生きていこう」と前向きになっていくのですが、退職経験がある自分にはその心情がよくわかりました。定年前に、これを読んで準備するのもよいのではと思いました。
渡辺淳一の晩年の作品です。
【市立図書館蔵書あり】本館・中央・東部・北部分館 請求記号/ /ワタナ/

■「『ずぼら』人生論」 ひろさちや/著 (三笠書房)
作者は東大インド哲学科卒業の思想家。「終活なんておやめなさい」という本も書いており、最近注目しております。キリギリスとアリのたとえ話などがあり、おもしろくいろいろ考えさせられます。
【市立図書館蔵書あり】本館請求記号/159/ヒロサ/

Sgさん
■「すべてのいのちが愛おしい」「露の身ながら」柳澤桂子/著 (集英社文庫)
柳澤桂子さんは、遺伝学者で現在70代後半。若くして難病になり、ベットで暮しながら著書を発表しています。
「すべてのいのち~」は、柳澤さんがお孫さんに書いた手紙という形をとっていて、宇宙やいのちについて語りかけています。
また「露の身~」は免疫学者・多田富雄さんとの共著。多田さんも病気で闘病中で、ふたりの往復書簡集になります。ベットに寝たきりのふたりが、DNAや命の事などを書簡で語り合っています。
この2冊は自分でも読みましたが、ある友人に薦めました。実はその友人が3年間ねたきりになって、「生きることはもういいの」と言うのです。自分は、言葉にならない、なにかを伝えたくて、この本をその友人のところへ持って行きました。まだ、その友人とその本の話はできていませんが、私の中で思いのある本です。
【市立図書館蔵書あり】「すべてのいのちが愛おしい」 本館 請求記号/460.4/ヤナギ/・「露の身ながら」本館 請求記号/490.4/タダト/

Smさん
■「フラワー・オブ・ライフ 全3巻」よしながふみ/著 (白泉社)
コミックを紹介します。
主人公は1カ月遅れで新入生として入学した高校1年の春太郎。“フラワー・オブ・ライフ”とは“盛りの頃”の意。“高校1年生”という人生の中でもそこでしかない時間を3冊で描いています。
読んでいると、どんなに仲のよい友達でもゆずれない一線があったり、お互い明かせない秘密を持っていたりで、“一緒に過ごしていても、同じ時間ではないこと”に気づきます。家族同然に思っていたのに、いじわるされたり・・・。そうした複雑な心情が巧みに描かれています。
春太郎はマンガを描いており、やがて編集者といった学校や家族以外の人と接点を持つようになり、話が展開していきます。
学校の先生も一人の弱さをもった人間として登場する等、周辺のキャラクターも魅力があります。
作者のよしながふみさんは他に「大奥」が有名です。
【市立図書館蔵書なし】

Tさん
■「TPP亡国論」 中野剛志/著 (集英社新書)
TPP交渉が今最後の段階を迎えていますが、この本は2011年に書かれたTPPに関する評論です。
TPP=「トランス・パートナー・シップ」は、9カ国の交渉ですが、実質的には日米の交渉との事。
関税だけでなく、サービスなど様々な分野で規制を取り払おうというものです。
この本では、最終的になぜ日本がTPPが登場すると思考停止に陥ってしまうのかについても書かれおり、アメリカへの依存がさらに深まることへ警鐘を鳴らしています。
TPPへの理解に役立つ本としてお薦めします。
【市立図書館蔵書あり】本館請求記号/678.3/ナカノ/

Nさん
■「あしながおじさん」ジーン・ウェブスター/著 「秘密の花園」 バーネット/著
挿絵画家になるのが夢だった少女の頃に読んだ私の大切な本です。最近、100円ショップで買い直して読みました。
「あしながおじさん」は孤児の少女が主人公。大学への進学を支えてくれる、会ったことのないあしながおじさんへ毎月手紙を書きます。でも返事は一切きません。最後の大どんでん返しがおもしろいですよ。
「秘密の花園」もココロの中にいつまでも残るお話です。
こうした本を改めて読んで、少女の頃の読書を思い出しました。大人目線で読むと、入ってくるものが違って、今の自分にとってこその再発見があります。
【市立図書館蔵書あり】「あしながおじさん」本館 請求記号/93/ウエブ/・「秘密の花園」本館請求記号/93/バネツ/

Iさん
■「火を熾す」 ジャック・ロンドン/著 (スイッチ・パプリッシング)
11月始めまで図書館で展示されていた【わたしのおすすめ本】で紹介されていた本です。ジャック・ロンドンの名前は聞いた事がありましたが、古い作家という位しか印象がなく、この展示がなければ、手に取らなかったと思います。ちなみにジャック・ロンドンは20世紀初頭の作家です。
こちらの本は短編集。どの話も読みだすとこの結末はどうなってしまうのかと、グイグイ引き込まれました。現代の小説はグレーな結末という話も多いですが、ジャック・ロンドンの短篇は最後に白黒の決着がついて、ある種のカタルシスが味わえる気がします。
タイトルの「火を熾す」は、極寒のユーコン川沿いを歩く男の話。究極的に追い詰められる彼が果たして無事に生還できるかが読みどころです。
【市立図書館蔵書あり】本館請求記号/933.7/ロンド/

大切な思い出の本を沢山ご紹介いただき、本当にありがとうございました。
ブックトークを通じて、ひとつひとつのエピソードが記録として残していきたいと改めて感じました。

次回は3月を予定しています。春の訪れを待ちわびる中、また開催したいと思います。

  


Posted by 図書館ボランティア「小荷駄のみどりから…」 at 12:11Comments(0)イベント開催報告