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図書館ボランティア「小荷駄のみどりから…」
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2015年09月28日

夏の終わりにこにだブックトーク開催しました


8月30日(日)に、お気に入りの本を互いに紹介しあう『こにだブックトーク』を行いました。聞くだけの方も含めて、8名のみなさんにご参加いただきました。今回紹介された本はこちらです。

Oさん
■「ワンダフル・ライフ -バージェス頁岩と生物進化の物語」スティーブン・ジュイグールド/著  (早川書房)
カナダで100年前に発見された化石の話です。
この時、不思議な形をした生物の化石が沢山発見されました。この本の中でも、再現イラストでその姿を見ることができます。表紙のイラストもそのひとつで、とても印象的です。
進化というと、時間をかけて、枝分かれして発生するもののように思いますが、この化石で登場する生物は全く別のようです。今、生存する生き物のどの種別にも属さない生き物たちが、この時期に一気に地球上に発生したと作者は考えています。
絵を見ているだけでも楽しいのです。この本は1909年に出版されています。

Iさん
■「流」東山彰良/著(講談社)
今年の直木賞作品です。「20年に一度の傑作!」という帯の押しで、思わず買ってしまいました。1945年以降の台湾を舞台としたミステリー仕立ての小説です。
台湾創成期を生きたある伝説の男が亡くなるところから物語がスタート。主人公の青年が、その伝説の男である祖父が生きた中国、台湾の複雑な歴史をたどりながら、犯人を探っていきます。男たちの仁義と愛と裏切りのアツい世界が描かれています。
展開が早く、また意外性もあり、一気に読みました!台湾に詳しくない私もストーリーに夢中になれました。時間を忘れて物語の世界に浸りたい~そんな読書の醍醐味が味わいたい方にお勧めです。

Nさん
■「昭和出版残侠伝」嵐山光三郎/著(筑摩書房)
■「ぼくの交友録的読書術」嵐山光三郎/著(新講社)
■「縁もたけなわ-ぼくが編集者人生で出会った愉快な人たち」松田哲夫/著(小学館)

元編集者の方の本を持ってきました。
嵐山光三郎が好きです。多才でいろんな事をしている人です。国学院大学卒で、深いところを学んだ人という印象なのですが、難しい文章を書かないところが気に入っています。自分と年代が近い人というのも魅力のひとつ。挙げた2冊では、食べ物・旅・作家の事などを書いています。
松田哲夫はちくま書房で編集をしていた人で、ラジオ深夜便でおなじみです。この本では作家の裏話を書いています。南伸坊がイラストを手掛けていて、おもしろくそれぞれの人となりを描いています。特に、哲学者の鶴見俊輔のエピソードがおもしろかったです。

Tさん
■「恋愛依存症」伊東明/著 (実業之日本社)
「苦しい恋からなぜ抜けだせないのか」や「なぜこんな人にひっかかってしまうのか」といった恋愛の謎を解明している本。どうやったら回復できるかも書かれています。作者は心理学者です。
■「ヒトラーの呪縛-日本ナチ・カルチャー研究序説」佐藤卓己/著 (中公文庫)
日本のカルチャーでヒトラーがどう扱われているかを、映画やアニメ、文学、ファッション等、いろんなジャンルにわたって事例を示しながら解説した本です。宇宙戦艦ヤマトのデスラー総統もそのひとつです。いかにヒトラー・ナチスといったモチーフが入り込んでいるのかを改めて知り、驚きました。

Sさん
■「ドキュメント宇宙飛行士選抜試験」大鐘良一、小原健右/著(光文社新書)
こうのとりをロボットアームでキャッチした油井宇宙飛行士が選抜された時の試験に密着したドキュメントです。「なぜ宇宙を目指すのだろう」と思いながら読みました。
 最終選考は10名にしぼられます。その中でもパイロットになった油井さんは航空自衛官でパイロットをしていた等、とても物語性のある方ですが、他の登場人物も興味深いのです。私は第3の男と呼ばれた金井さんという方に注目しました。潜水医学が専門の方で、「宇宙なのに海底の専門家が選ばれるんだな」と意外でした。

Aさん
■「舟を編む」三浦しをん/著 (光文社)
新しい国語辞典の編纂をめぐる小説です。日本語や辞書に関心がある方はぜひ読まれるとよいでしょう。今でも図書館では予約が入る人気の本です。文庫版だと、主人公馬締の書いたラブレターや岩波書店の方の解説も載っています。単行本で読まれた方も、文庫を一読されるとよいと思います。
■「ぼくの好きな時代小説」常盤新平/著(晶文社)
12名の時代小説家が紹介されていますが、ひとり選ぶなら、やはり藤沢周平でしょう。

Hさん
■「マンガで気づく日本人でも知らない日本語」篠崎晃一/著(主婦の友社)
 全国の方言が紹介された本です。私は山形出身ではないのですが、山形弁はあったかみがあって、おもしろいです。方言を話す若い人が減っているという話も聞きますが、方言もひとつの文化だと思います。なくならないで欲しいです。
■「耳をさわるだけでからだの不調がス~ッと消える」池川明・飯島敬一/著(カンゼン)
 表紙にひかれて読んでみました。頭や腰などの痛みは自立神経の乱れからくるとの事。耳つぼをもんだら調子がよくなりました。

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ご参加のみなさま、ありがとうございました。
今回は非常に幅広いジャンルの本が集まりましたね。とても楽しかったです。
次回は11月29日に開催予定です。興味を持った方、いらっしゃいましたら、ぜひお気軽に遊びにいらしてください。

  


Posted by 図書館ボランティア「小荷駄のみどりから…」 at 21:40Comments(0)イベント開催報告