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2021年11月27日

市民講座「マンガから見る現代日本の恋愛と結婚」




マンガから見る現代日本の恋愛と結婚

〜多様化するパートナーシップを理解するために〜

 お話:トミヤマユキコ氏
 (ライター/東北芸術工科大学芸術学部講師)

 非婚化や少子化が進む背景には何があるのでしょうか。恋愛や結婚について、「コスパが悪い」と語る若者が増えつつあると言われています。
 また、現代社会ではパートナーシップのあり方が多様化、複雑化していくことは避けられないようです。
 今回の市民講座では、山形新聞「日曜随想」でお馴染み、東北芸術工科大学の教員として日々たくさんの学生と関わりながら、マンガ研究者として日本の少女・女性マンガについて研究されているトミヤマユキコ氏に、これからのパートナーシップについて、リアルな世界とフィクションの世界を横断しながら語っていただきます。

 なお、当日は、コロナウイルス感染防止のため、マスクの着用その他の対策をお願いいたします。

 日 時 :2021年12月11日(土)14:30~16:00
 会 場 :南部公民館3階集会室  参加費:無料  募集定員:40名
 申込み:12月2日(木)9:30~山形市立図書館へ
 電話 023-624-0822 FAX 023-624-0823 
 Mail  toshokan@city.yamagata-yamagata.lg.jp
 主 催 :図書館ボランティア「小荷駄のみどりから・・・」、山形市立図書館

 ※ 定員に満たない場合当日の参加も受付けますが、資料などの準備の関係上なるべく早く申し込みをお願いします。
  


Posted by 図書館ボランティア「小荷駄のみどりから…」 at 17:53Comments(0)市民講座

2021年11月05日

市民講座「モンテディオと共に歩んだ人生」



 山形市立図書館市民講座のお知らせ

 「モンテディオと共に歩んだ人生」

お話:中井川茂敏氏
(元モンテディオ山形ゼネラルマネージャー、現(株)フェザンレーヴ エグゼクティブアドバイザー)

 山形市立図書館では、2011年2月に、当時モンテディオ山形のゼネラルマネージャーであられた中井川茂敏氏による市民講座『モンテディオ山形の組織づくり人づくり』を企画し、「べにばな国体」に向けてモンテの母体となったNEC山形サッカー部を立ち上げた際のいきさつや、2007年に再びチームにGMとして戻って小林伸二監督を招聘し、2008年にモンテをJ1に昇格させ2年連続の残留を果たすまでの経緯を話していただきました。
 今回は、(株)モンテディオ山形を離れ新たな道を歩まれている同氏を10年ぶりに講師にお招きし、電子機器メーカーの事務職員から予期せずプロサッカークラブの運営・強化の責任者になられたご自身の波乱に富んだ半生を振り返って、その機微をお話いただきます。
モンテ・サポ、中井川ファンのみならず、広く市民の皆さまの参加をお待ちしております。

 なお、当日は、コロナウイルス感染防止のため、マスクの着用その他の対策をお願いいたします。

 日 時 :2021年11月27日(土)10:00~11:30
 会 場 :南部公民館3階集会室  参加費:無料  募集定員:40名
 申込み:11月2日(火)9:30~山形市立図書館へ
      電話 023-624-0822 
      FAX 023-624-0823 
      Mail toshokanあっとcity.yamagata-yamagata.lg.jp
 主 催 :図書館ボランティア「小荷駄のみどりから・・・」、山形市立図書館
 ※ 定員に満たない場合当日の参加も受付けますが、資料などの準備の関係上なるべく早く申し込みをお願いします。
  


Posted by 図書館ボランティア「小荷駄のみどりから…」 at 11:36Comments(0)市民講座

2021年11月05日

山形謄写印刷資料館

 図書館ボランティア「小荷駄のみどりから・・・」の会員8名が、2021年10月29日、『山形謄写印刷資料館』(山形市銅町)を見学しました。
 本年度の「小荷駄のみどり出版文化賞」受賞記念講演(6月12日)をしていただいた株式会社山形中央印刷社長の後藤卓也氏のお言葉に甘え、同資料館の案内をお願いしたものです。 

(解説する後藤卓也館長)



 資料館は会社の倉庫の2階。ガリ版印刷黎明期から最近までの作品や印刷器具など約7,000点の資料が保管・展示されています。
 なかでも後藤社長(資料館長)が大切にしているのが、俳優の故・佐藤慶氏から譲り受けたところの、同氏が俳優業だけでは食べていけなかった時代に副業としていたガリ版印刷の作品(名簿、台本、制作資料など)です。出来栄えはまったくのプロ!
 多種多彩な戦前からの広告チラシやポスターはもとより、とてもガリ版印刷とは思えない美術作品たちにも目を惹かれます。とくに「孔聖」とか「謄写印刷の神様」と言われた草間京平(1902~1971)の「見返り美人」には目を見張ります。
 また「新約聖書ギリシヤ語辞典」(1956)には、その強い意志力と膨大な労力に敬服させられました。
 一方、どこでも手軽に印刷ができるガリ版印刷の特性を生かした数々の非合法印刷物にも注目です。戦前の農民組合のアジビラ、賭博の仕法書、エロ地下文学等々、その情熱に圧倒されます。
 興味深かったのは、昭和13年に戦艦「陸奥」の艦内で発行された「むつ新聞」です。1月の出港から10月までの航海だったのでしょうか、1月の発刊時は稚拙な誌面ですが、航海中にみるみる上達し、帰港した10月の休刊時には多色刷りの絵が描かれるほどになっています。










 「新約聖書ギリシヤ語辞典」



 「むつ新聞」創刊号




 「むつ新聞」休刊号




 ちなみに、資料館で昭和40年(1965年)の日本テレビ「11PM」(「大久保清」特集。愛川欽也、朝倉匠子、今野雄二、小野ヤスシ、飯塚文雄等出演)の台本とともに、平成8年(1996年)の「サザエさん」の台本もみつけました。テレビや演劇の台本は比較的遅くまでガリ版印刷で作成されていたようです。








 そういえば、身の回りの人たちに訊くと、ガリ版印刷の体験があるのは、いまの50代半ば以上の世代に限られるようです。
 筆者は、中学時代にクラス担任の国語教師から、日刊の学級新聞発行を命じられた経験があります。クラスの全員が一人ずつ当番で担当し、ガリ版と鉄筆と原紙と修正液を自宅に持ち帰り、翌日までB5版の学級新聞を製作してくるのです。
 大学時代には演劇の台本、詩集、評論などをガリ刷りしていました。思えば、このころは鉄筆で手指の筋肉が鍛えられ、字がきれいだったような気がします。もっぱらキーボードになったこの30年ほどで、手指は衰え、まったくの悪筆になってしまいました。
 振り返ってみれば、鉄筆で字を書き、謄写版で1枚1枚印刷する行為は、湧き上がる情熱なしにはできませんでした。ここの資料たちには、なにより情熱のあった時代の日本を感じさせられます。

 なお、この資料館は後藤氏が経営する会社の敷地内にありますが、あくまで後藤氏が個人的に運営しているもので、常時開館しているものではありません。見学依頼があって後藤氏が都合のつく時間に公開するということになっています。
(文責 企画広報担当・高橋)

  


Posted by 図書館ボランティア「小荷駄のみどりから…」 at 11:10Comments(0)活動報告