2019年秋 白鷹町立図書館・高畠町立図書館への視察研修会

図書館ボランティア「小荷駄のみどりから…」

2019年10月20日 14:58


2019年9月20日に、会員の親睦と勉強を兼ねた研修会として、本年度オープンした白鷹町と高畠町の町立図書館2館を訪ねました。
白鷹町立図書館は役場と中央公民館との複合施設、また高畠町立図書館は単一の施設となっており、いずれも地元のスギ材をふんだんに使った温かみのある図書館でした。

白鷹町立図書館
「ターゲットは子ども」と定め、 読書の土台を作る児童書に焦点をあてているとのことでした。そのためか「おはなしのひろば」は高台スペースを含め人気を集めているそうです。また、白鷹町出身の宇宙物理学者佐藤文隆先生の文庫コーナーも設置されています。
地元の良さを伝えて行く義務があると考え、郷土資料の充実にも力を入れているようです。館内に本や文房具の販売コーナーを設けている点が新しい試みとなっていました。





高畠町立図書館
コンセプト は「縁の母屋図書館」。 およそ50メートルにわたり直線的に整然と配置された書架は圧巻でした。
書架に並行して「閲覧室」、「視聴覚室」、「静読室」、「学習室」、そして「おはなしのへや」が並んでいます。
また、高畠町に生まれた児童文学者 浜田広介のコーナーも設置されており、「泣いた赤鬼」をはじめ、たくさんの絵本や資料が展示されています。
電子図書の利用も可能で、導入は県立図書館についで2番目だそうです。





2つの図書館のみなさまには貴重なお時間を割いていただき、心よりお礼申し上げます。
今後のボランティア活動に研修の成果を活かしていきたいと思います。


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