2013年07月16日
「絵本とわらべうたのひろば 夏の巻」
7月7日、七夕の日曜日に「絵本とわらべうたのひろば」というイベントを行いました。
広報スタッフも初参加してみましたので、今回はその様子をリポートします。
当日ご参加くださったのは、~4歳位までの小さなお子さんとそのおかあさん、おとうさん、おばあちゃんの12-3組のみなさま。おにいちゃんやおねえちゃんと一緒に来てくれたご家庭もあり、ボランティアスタッフを含め総勢25名位でにぎやかな会でした。
この「絵本とわらべうたのひろば」という催しは、絵本や紙芝居のよみきかせだけでなく、わらべうたでからだを使って言葉と音を楽しむのが特徴。
この日のうたは、こどもの時に自分も歌った記憶のある「なべなべそこぬけ♪」「ふねのせんどさん♪」や、はじめて聞く「かごかごじゅうろくもん♪」でした。
スタッフをまねて歌を口ずさみながら、お子さんがパパやママと組みになって手遊びをしたり、全員で大きな輪になって回ったりと、元気にワイワイキャーキャーとお遊びをしました。
例えば、、パパと一緒にトンネルをつくって、みんなを通してあげたり(なべなべそこぬけ)、深い川に見立てた輪の中央にザブ~ンと放られてみたり(かごかごじゅうろくもん)、ママとぎったんばっこんしたり(ふねのせんどさん)等。
大ぜいのみんなで遊ぶのは楽しかったですね。お子さんはもちろん、パパもニコニコでした!。実はこのイベントにはパパの参加も多いのです。
“わらべうた”というと若いママにはちょっと馴染みが薄いかもしれませんが、はじめて聞くうたでも、なんとなく口ずさめてしまうのには、初参加の当スタッフもちょっとびっくり。親しみやすくて、楽しいお遊びができるということを、今回改めて実感しました!
絵本のよみきかせで登場したのは、あつ~い夏にちなんで「水」や「夏野菜」をテーマにした『ぞうさんのさんぽ(作/なかがわひろたか)』と『やさいだいすき(作/柳原良平)』。
『やさいだいすき』では最後にみんなの大好きなカレーライスが登場します。紙芝居でもケーキが出てきて、「食べた~い」の歓声があがりました。
図書館スタッフの方からもお薦めの絵本の紹介がありました。こちらのテーマは『帽子』。夏になって欠かせない帽子が登場する絵本を沢山教えていただきました。
タンタンのお話や、だるまちゃん、イエペもありましたね。その場で、借りたい絵本を見つけることができるんです(カウンターで借りる処理は必要です)。何冊も選んだお子さんもいましたよ。
あっという間の1時間。みんな楽しんでくださったようで、スタッフ一同もうれしかったです。
「絵本とわらべうたのひろば」は季節毎に開催しています。
ボランティアグループでは、こうした“わらべうた”を取り入れた読み聞かせを、0歳時の赤ちゃんから楽しんでもらえるように活動を続けています。“わらべうた”を「ことばの離乳食」として捉え、その先の「絵本」への橋渡しになるものと考えているからです。
次回は10月に“秋の巻”を予定しています。
事前申し込みは不要で気楽にご参加いただけますので、ぜひ遊びにいらしてください。
(註)プライバシー保護のため、画像は修正しています。
(文責:企画広報担当・五十嵐)